【市況】仮想通貨相場はマイナス10%の全面安、この後の調整局面後の動きは?

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【市況】仮想通貨相場はマイナス10%の全面安、この後の調整局面後の動きは?

17日の仮想通貨相場は、ビットコインとアルトコイン共に日中マイナス10%を超える全面安の展開となった。

今朝がた、仮想通貨相場全体のピーク到達による軟調感と、利益確定売りの気配が拡がると値を下げ始め、NYダウの上昇と東京株式市場の買い気配に個人投資家の目が向かった事なども影響し急落した。
ここ数日、ビットコインが90万円に乗り切る上値を試す展開に失敗していた事と、アルトコインの上昇が一服したことで、心理的な節目もピークに到達していたことが影響したと思われる。

昼過ぎに一度、反発狙いの押し目買いにより価格を小幅に戻したが、その後も下落し続け、ビットコインはマイナス10%、アルトコインもイーサリアムでマイナス9%、リップルはマイナス15%の下落、ビットコイン関連のライトコインやビットコインキャッシュもマイナス15%近い下げ幅と、いずれもマイナス10%台の下落が目立つ全面安の展開となっている。

その後、15時の東京株式市場が大引けになると、ビットコインが先導するかたちで下げ幅をわずかに縮小している。

また、仮想通貨による証拠金取引は15日~16日の時点でショートの解消が進んだこととロングの方が多くなる転換を見せていたが、再びショートポジションによる圧力が上昇を見せている。

東京株式市場は反発、昨夜のNYダウも上昇で終わったが、上昇幅は、追加関税前の水準には届いていない。アジア市場は一部を除きほぼ全面安値で取引を終了している。

17日の東京株式市場は、前日反落で取引終了後に先物が下げから一転し上昇で進んだことと、NYダウの上昇により海外投資家を中心に買いが入ったことにより、今朝の取引は一時300円近い上昇を見せた。

仮想通貨相場と株式市場との相関関係について以前は、「相関関係はない」とされていたが、ここの所の景況感悪化による株式低迷と不透明感による弱気相場に対し、仮想通貨が強気相場ということもあり、個人投資家を中心に退避通貨または購買意欲の矛先としての物色が進むなど、若干の変化を見せてきているのではないかとの見方が広がっている。

今後の仮想通貨相場の展開としては、この所の過熱感を解消する調整局面と見られ、失敗した90万円に乗り切る上値を試す材料探しが当面の動きとなる。

ただし、反発が弱いようだとさらなる下落相場となる可能性もあり、その場合70万円の節目まで一気に押し下げる危険も視野に入れておく必要がある。仮想通貨は過去にも急上昇同様の連続的な急落シーンが度々確認されている。

週末、このあと23時30分ごろよりNY市場の最後の取引が開けるが、欧州の他、米国の景気判断指数がいくつか発表される。
仮想通貨取引は24時間、その後の週末も動き続けるため充分に注意して、相場を見つめる必要がある。

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