【市況】ビットコイン上昇は90万円を押し返され一服、アルトコインへの物色が続くが、次の材料待ちか

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ビットコイン(BTC)は前日14日夕方に90万円に触れた後に押し戻され、上下しつつ83万円付近まで下げ一服、その後前日の86万円のラインまで戻し横ばいの状態に落ち着いている。

アルトコインは、イーサリアム(ETH)のアップデートと、リップル(XRP)に関する好材料が牽引する形で、前日から今朝がたまで全面高が続いており、現在は若干鈍化しつつ値動きを物色される展開で推移している。

ビットコインが90万円に乗り切れなかった要因に、好材料出尽くしの後に、国内では参議院財政金融委員会で麻生財務大臣が仮想通貨税制の変更は難しいとの見解を再度示した事や、ビットフライヤーの証拠金取引倍率の自主規制の日程が5月28日に決まったこと、米中貿易摩擦による景気悪化懸念が限定的との見方が広がったことによる米国株の反発、コンセンサス2019でのSEC高官の米国でのIEO販売は違法の可能性との発言、SECによるBitwiseのビットコインETF可否判断延期など、悪材料が立て続けにぶつかったことが考えられる。

今朝からのアジア市場も、昨夜からの景況感見通しが和らいだ影響により、値動きは鈍いながらも、ほぼ全面高の展開で取引を終えている。日本市場は8日ぶり新元号「令和」初の上昇も見せたが戻りは鈍い、世界的にも急落リスクに身構え、政策など材料探しが国頼みの様相が強い。

ビットコインを始め、アルトコインそれぞれの値動きも利益確定による下落と反発の小規模な上下を繰り返す展開で、引き続き仮想通貨相場は堅調さを保っているが、90万円を押し返され過熱感が一服したことと、循環物色によるアルトコイン全体の物色が一巡するのと同時に、次の売買材料を模索する展開に入っている事が窺える。

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