仮想通貨市場が27日から再び上昇傾向にあり9300ドルを超え、29日10時現在9350ドル(102万円)付近で取引されている。ビットコイン価格は26日8300ドル台で推移していたが、この3日間で約1000ドル上昇した。
2020年に入ってからイラン対米国の混乱に乗じて1月7日から仮想通貨市場が上昇し、さらに13日から取引所大手のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)がビットコインの先物オプション取引を開始したことで一時9000ドルを超えて取引された。
その後1月20日以降は反落し8300ドル台まで下がっていたが、ビットコイン価格は底堅く推移し27日から再び上昇が始まった。今回は今年に入ってからもう3度目の上昇相場となる。
専門家の多くは、2019年の最高値13000ドルを付けた昨年6月から始まった下降相場に一区切りついたと見る意見も多く、今後もこの流れが続くのか注目されている。
参考: コインマーケットキャップ