仮想通貨取引所バイナンス2周年|世界一の取引所はまだ開始して2年しか経っていない
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世界一の取引量を誇る仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)が7月14日に二周年を迎えた。公式サイトでは、これまでの急成長に伴う驚異的なデータがあらためて発表された。
#Binance Year 2 Highlights: Evolution in Progress #BinanceTurns2
We look back at the second year of Binance, particularly the highlights of such a frenetic year. @cz_binance shares a special note on how we marked the occasion & what the future holds.https://t.co/E6OnHnPCYN pic.twitter.com/SaUrEIgSAH
— Binance (@binance) 2019年7月16日
世界最大になるまでにかかった日数は165日
2017年に発足したバイナンスは初年度から急成長し、わずか165日で世界最大の仮想通貨取引所へと成長した。また1年目からバイナンスチェーンへとつながる独自のブロックチェーン開発へも着手していた。
バイナンスコイン(BNB)の資産価値は約30億ドル(約3200億円)
バイナンスが発行する仮想通貨であるバイナンスコイン(BNB)は、発行からわずか1年で最高額に達し全体の資産価値でも7位(現在は全体8位)にランクインした。その資産価値は最高価格の時点で約40億ドル(約4300億円)に上り、現在も30億ドル(約3200億円)をキープしている。
取り扱いは150通貨、500ペア超え
多くの通貨を上場することで人気を獲得していったバイナンスでは、現在159種類の上場通貨を持ち、ペアに至っては518にもなる。
また今年2019年に立ち上がったバイナンスDEXでも、現在44種類の通貨を取り扱い50ペアを提供している。分散型取引所であるバイナンスDEXは仮想通貨業界からも大きな注目を浴び、開始からわずか3ヶ月で取引所の上位100位内に食い込んだことを報告している。
各国の法定通貨を取り扱う世界進出
バイナンスは各国の法定通貨での入出金を受けつける取引所の整備を加速しており、現在までに4つの仮想通貨取引所を開設している。進出はそれぞれの各国が持つ仮想通貨交換業規制に則っって行われ、近く米国への進出も本格的に取り組むと発表されている。今後この事業展開が進めば、一度断念した日本進出にもつながる動きとなる。
現在までに立ち上げられた取引所は以下となっている。
Binance Uganda 2018年10月開始 通貨:ウガンダシリング
Binance Jersey 2019年1月開始 通貨:ユーロ、英ポンド
Binance Lite Australia 2019年3月開始 通貨:オーストラリアドル
Binance Singapore 2019年4月開始 通貨:シンガポールドル
ツイッターフォロワー数は100万超え
今回の発表の最後に、ここまでの成長には支持してくれているコミュニティの存在が不可欠だったことを強調して締めくくっている。ちなみにツイッターフォロワー数は100万人を超えており、その他フェイスブックは11万人、インスタグラムは6万人となっている。