ビットコイン2018年の最安値更新 一番の原因はBCHハードフォーク混乱か

ビットコイン価格が目安である6000ドルを大きく割り込み11月15日現在5700ドル台で推移しています。6000ドルはちょうど約1年前2017年10月末ごろにつけた値で、厳しい相場が続く2018年もこの6000ドル付近のラインはなんとか持ちこたえていた印象でした。

仮想通貨業界の多くは6000ドル付近が底値と見て上昇を期待するコメントが数多く発信されていましたが、今回のそれを大きく下回ったことでその心理的な底値ラインが破られ、さらに下落する可能性もあるのではないかと見られています。

一番の原因は主要通貨ビットコインキャッシュのハードフォーク問題

それではどのような原因があるのでしょうか。一番大きな原因として挙げられているのはやはりビットコインキャッシュのハードフォーク問題です。

ビットコインキャッシュは元々ビットコインの様々な問題を解決すべく2017年にハードフォークしてできた通貨です。その後も支持派が多く存在し、資産価値でみると第4位に位置する主要通貨と言える存在です。

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なぜまたハードフォークするの?

ビットコイン正統派で進化も進んでいるビットコインキャッシュがなぜ内紛が起きてしまうのか?それは産まれた原因でもある「進化」自体にあると言えるかもしれません。

もともとビットコインのデメリットを解消すべくハードフォークしてビットコインキャッシュが産まれました。そのため古くからビットコインに関わっている仮想通貨界の大御所もビットコインキャッシュ支持派が数多くいます。ビットコインの本流の流れを汲み、デジタル通貨として完成形を目指しているから支持されているのです。

ただ今回はその大きな目標が開発者ごとの理念の違いを決定的なものにし市場全体を巻き込む混乱を招いています。

着地が見えず市場混乱

一番影響が大きいのはビットコインキャッシュを取り扱う取引所側です。分岐するかどうかも行方知れず、分岐した場合のコインの名前や仕様は状況を見守るしかありません。分岐後マイナーネットワークが安定するまで送金、受金などの取引停止もやむを得ないでしょう。利用者をかかえるサービスのため対応は決めたいところだと思いますが、決めたくても方針を出せないことが多いというのが現状です。

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中央集権的機能がない仮想通貨であるがゆえ、こういった状況化ではサービス対応決定が遅れどうしても混乱が続いてしまうことがあると言えます。

またブロックチェーン開発者から見たハードフォークよりも、投資関係者から見たハードフォークの方が衝撃は大きいでしょう。資産価値上位の通貨が取引できなくなってしまい分裂してしまうという現実を目の当たりにし、そして今後もこういったことが度々起こるだろうと仮想通貨全体のことを不安視している姿が容易に想像できます。

仮想通貨はやはり良くも悪くも発展している途中段階にあります。まずはビットコインキャッシュのハードフォークによる混乱が落ち着き、市場に明るいニュースが出ることを期待しましょう。

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