日銀がライトニングネットワークやイーサのシャーディングを分析|スケーラビリティ問題レポートを公表

日本の中央銀行である日銀が、ビットコインとイーサリアムのブロックチェーン技術を対象にしたスケーラビリティ問題に関するレポートを公表した。

レポートでは、ブロックチェーンに関する分散型ネットワークや改竄耐性などのメリットが挙げられ、スケーラビリティに関してのデメリットや拡張性の難しさなどが指摘された。

ビットコインのブロック容量についてのフォークやセグウィット導入など、これまでビットコインから派生した主要コインの歴史が取り上げらえている。

スケーラビリティ問題に対応

レポートでは、スケーラビリティ問題に対応する技術としてオフチェーン、サイドチェーン、シャーディングの3点が挙げられた。

オフチェーン
ビットコインのライトニングネットワークとして知られる技術ですでに実用化されている。日銀レポートもこのライトニングネットワークの資料を基に技術分析を行っている。

サイドチェーン
Blockstreamのアダム・バック氏等が発表したブロックチェーンを複数組み合わせた提案を取り上げ、そのメリットデメリットを記している。

シャーディング
現在イーサリアムが実装に向けて進めているネットワークを分割してする高速化を図るシャーディング技術を、githubなどの資料から分析して取り上げている。

日銀も情報収集

世界各国の中央銀行ではデジタル通貨に注目が浴び、中国は先行して発行する可能性が上げられているが、日銀としては明確な計画はないと繰り返し強調している。

ただ、このレポート内でも、中央銀行や当局は強い関心を持って最新動向の把握に努めていると綴っている。

参考: ブロックチェーン技術のスケーラビリティ問題への対応

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