マーベルやトランスフォーマーといった有名ブランドのデジタルグッズを扱うquidd AnimocaBrandsとHarmonyが提携して買収

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世界的モータースポーツブランドFormula One(F1)のブロックチェーンゲームを開発中のAnimoca Brandsとブロックチェーン開発会社Harmonyが提携を行い、マーベルやトランスフォーマーなど有名ブランドのデジタルグッズを多数取り扱っている「quidd」買収を発表した。なお買収金額や詳細は発表されていない。

Coinspeaker PRESS RELESE:Animoca & Harmony Partner Up to Acquire $13 Million Dollar Sequoia Funded Digital Collectible Company
Coinspeaker PRESS RELESE:Animoca & Harmony Partner Up to Acquire $13 Million Dollar Sequoia Funded Digital Collectible Company

quiddは2017年に世界最大のVC「セコイア・キャピタル」などからシリーズAで1,300万ドルを調達し、その後ニューヨークを拠点に映画やアニメ、コミックなどの有名作品やブランドに関する権利を多数購入している。

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購入したブランドにはスパイダーマンなどのマーベルやトランスフォーマー(ハズブロ)、アメリカのテレビ局HBO(ゲームオブスーロンズなど)、スポーツブランドのMLBやNBA、ミュージシャンのエルビス・プレスリーやマイケル・ジャクソン、そしてディズニーなどがあり、合計325ブランドとなっている。

quiddが扱っているブランドのリスト(一部:日本のサンリオやカプコン、少年ジャンプの「ナルト」に「僕のヒーローアカデミア」も見られる)
quiddが扱っているブランドのリスト(一部:日本のサンリオやカプコン、少年ジャンプの「ナルト」に「僕のヒーローアカデミア」も見られる)

quiddはそうして買収したブランドのキャラクターや映像、写真などを21億個の個別にシリアル化されたデジタルステッカーやカード、3Dモデルフィギアなどにブロックチェーン技術を使わずにデジタルグッズ化した。
そしてそれらを同社のiOSおよびAndroidアプリを通じてブランドのファンに販売、またはアプリを通じてユーザー同士で売買可能にした。このようにquiddを中心としたデジタルグッズの市場を構築、現在20万人を超えるユーザー、合計6,000万の個別アイテムを含む500万件以上で総額1000万ドル以上の取引が行われるまでに2年で成長させている。

ユーザー間でのデジタルグッズ売買の様子(quidd公式より)
ユーザー間でのデジタルグッズ売買の様子(quidd公式より)

ハーモニーとアニモカによる今回の買収はquiddが現在抱えている市場を元に、新しいブロックチェーン技術を活用したデジタルグッズのコレクションシステム基盤を構築し、デジタルグッズ市場を成長させることが目的である、とプレスリリースで表明している。 なおアニモカは買収後、quiddのプラットフォーム上に自社ブランドのゲーム(F1® Delta Timeなどの)アイテムを追加する予定としている。

Harmony
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今回の買収でF1だけではなく、アイアンマンなどのマーベルやトランスフォーマー、そしてMLBやNBAなどのメジャースポーツの権利も一気に手にしたアニモカブランドの次の一手に注目が集まるのは必至だ。

[参考]
Coinspeaker Press Release August 7th, 2019:Animoca & Harmony Partner Up to Acquire $13 Million Dollar Sequoia Funded Digital Collectible Company
・quidd:https://quidd.co/
・Animoca Brands:https://www.animocabrands.com
・Harmony:https://harmony.one/

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