アリババグループとABBC財団の「アリババ」コイン商標権侵害が和解?アリババ名の使用を中止

  • 公開日:
  • 更新日:
  • 編集者P
アリババグループとABBC財団の「アリババ」コイン商標権侵害が和解?アリババ名の使用を中止

中国の大手グループ企業「アリババグループ」が、ICOによる資金調達を行いアリババコインを発行したドバイの「ABBC財団(アリババ・ファウンデーション)」を商標権侵害で訴えていた問題で、今週月曜日、ABBC財団が弁護士を通じてアリババコインをはじめとする「アリババ」名の使用を中止することを発表しました。

現在、アリババコインなどの「アリババ」名はABBC財団公式などの確認可能な公式ページ範囲では「ABBC」などの表記に置き換えられていることが確認できます。

ただし、中国のアリババグループ側からのコメントは控えられており、双方の合意による和解がされたのかの真相については詳しく明かされていません。

中国のアリババグループは、ABBCがアリババコインで350万ドル以上を集めるためにその商標名をICO上のトークン名・会社名に使用することによって顧客を混乱させ、そして米国での事業に傷をつけたと非難していました。

アリババグループの創業者であるジャック・マーは、ブロックチェーン技術の可能性を評価する一方で、ビットコインはバブルでトークンの発行には興味がないとする発言をしており、それを裏付けるようにブロックチェーン関連特許の申請数は世界トップクラス、アリババ傘下、アリペイのブロックチェーン技術を利用した国際送金をマレーシアからパキスタンへの間で設置するなど、仮想通貨そのものに対して距離を置きつつ、ブロックチェーン関連事業への投資は積極的に行われています。

今回、ABBC財団による「アリババ」名の商標への影響は同社の戦略にとって大きな障害になることが予測され、使用の取り下げを求め続ける以外に選択肢はなかったとされています。

アリババグループは、2018年5月には米国の裁判所へアリババ名の使用差し止め請求をしたが訴えは棄却、その後2018年10月にニューヨーク州で再度訴訟を起こして差し止めの仮処分を勝ち取っていました。

関連ワード:アリババ
Close Menu