フィスコ仮想通貨取引所に勝算はあるのか?Zaif(ザイフ)の財政状態は?

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フィスコ仮想通貨取引所

昨日、仮想通貨取引所「Zaif」事業を譲りうけることになった「フィスコ仮想通貨取引所」。

フィスコ仮想通貨取引所は、「株式会社フィスコ仮想通貨取引所」が運営する取引所で、2016年4月12日に設立され、「仮想通貨交換業者登録 近畿財務局長第 00001 号」に登録されました。CoinMarketCapの取引所ランキングでは、188位(記事執筆時)となっています。

先月12日に、仮想通貨交換所「Zaif」の OEM(ホワイトラベル)システムから離れ、株式会社カイカの子会社から提供された、「新仮想通貨交換所システム」での運用を開始しています。マネーロンダリングなどの怪しい取引をモニタリングする仕組みやセキュリティテストなどを実施していました。それが、Zaifの不正アクセスが起こる2日前でした。

今回約50億の金融支援を行って事業を譲受けますが、はたして株式会社フィスコ仮想通貨取引所に勝算はあるのでしょうか。

フィスコ仮想通貨取引所から発表されている資料によると、

それぞれの当期純利益は下記の通り。
・テックビューロ株式会社
 平成29年3月期:249百万円
 平成30年3月期:1,978百万円
・株式会社フィスコ仮想通貨取引所
 平成28年12月期:16,643千円
 平成29年12月期:45,057千円

となっており、テックビューロ株式会社は、今年3月時点で去年から約8倍。株式会社フィスコ仮想通貨取引所も、去年12月時点で約2.7倍に利益は増加しています。

フィスコ仮想通貨取引所は、主な利用者を法人と想定しており、一方、Zaif(ザイフ)は、タレントを起用したTVCMや、手数料がマイナス(ユーザーに手数料を還元)キャンペーンなどで獲得した個人利用者が多くいます。今回の事業譲渡により、法人と個人双方の利用者層を獲得することで、利用者基盤が強化され収益も上がると予想されます。ただし、Zaif(ザイフ)の時の手数料体系からは変わることが考えられ、獲得した顧客の流出をどれだけ抑えることができるかが焦点となりそうです。

今回行った事業譲渡が、吉と出るか凶とでるか、フィスコ仮想通貨取引所に注目です。

参考:https://corp.fcce.jp/pdf/20181010_1.pdf

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