ICOで注目されたあのプロジェクトはどうなった?Telegram(テレグラム)

今年前半でもっとも話題となったICOは、おそらくテレグラム(Telegram)です。
多くの人が期待していたテレグラムのICOですが、テレグラムは、100万ドルの資産がある人、20万ドルの収入がある人にプライベートセールを公開し、1回目で81人、2回目で84人の投資家を集め、合計17億ドル(約1870億円)の資金調達に成功しました。そのため、パブリックICOは行われず、多くの一般投資家が肩を落としました。

その後、大きな発表はありませんでしたが、9月に投資家に送られたニュースレターによって開発状況が明らかになりました。ニュースレターの信憑性は、ニュースレターを受け取った2人の投資家によって確認されています。

それによると、TONブロックチェーンで、スマートコントラクトを実行するためのコンポーネントである「TON Virtual Machine(TVM)」については、ほぼ完成しており、「TONネットワーク」に関しても完成が近いようです。一方、「TONブロックチェーン」に関しては、バリデータなどの進捗が10%、スマートコントラクトなどの進捗が50%となっており、開発中のようです。それを踏まえ、全体の進捗は70%となっています。

TechCrunchの発表によると、テレグラムのプロダクトロードマップは下記のようになっており、上場は、2019年1月~3月に検討しています。
目論見書によると、初期投資家は0.31ドルでトークンを購入しており、最終的な公売価格は0.97ドルを目標としています。

  • 2018年Q1:セキュアIDの開始
  • 2018年Q2:TONのネットワークテストのMVP
  • 2018年Q3:TONのテストとセキュリティ監査
  • 2018年Q4:安定版TONをデプロイ
  • 2018年Q4:テレグラムウォレットの開始
  • 2019年Q1:TONベースのエコノミーをテレグラムで開始
  • 2019年Q2:TONサービス、ストレージ、プロキシの提供開始
TONとは、Telegram Open Networkのことで、資金調達したテレグラムのプロジェクト名。
MVPとは、価値を提供できる最小限の製品(Minimum Viable Product)のこと。

参考:slideshare

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